シンガポール首相が語る大人にとっての学びの大切さとは

シンガポールは2007年から一人あたりのGDP(国内総生産)が日本を超え、TPPという国際的な経済連携の枠組み作りでも中心的な役割を果たしてきました。

人口が約531万人(シンガポール人・永住者は382万人、外務省データ)の小国ながら経済的な成功を収め、繁栄している秘密はどこにあるのでしょうか? その理由というわけでもないですが、競争社会のシンガポールで、ケンブリッジ大とハーバードを卒業し、軍の将校としての教育も受けるなど抜群の学歴・経歴を持つリー首相が『大人になって仕事を始めてからの学びの大切さ】についてスピーチで触れています。

シンガポールのリー首相

リー首相

APEC、TPPの会合でインドネシアに滞在していたシンガポールのリー・シェンロン首相は1,200人のビジネスリーダー達を前に『学習を続ける(Continuing education)こととトレーニングの大切さ』について語った。

リー首相は「シンガポールの高等教育機関は学生たちを雇用市場の必要とする人材として準備することには成功している」と述べたものの、「継続的に学んで自分をアップグレードしていくことが必要だ」とも指摘した。

注)シンガポールでは欧米と同様に、一度就職しても終身雇用制度などはないのが普通で、より良い条件を求めて新たな職場を見つけることは普通に行われています。

リー氏はイノベーション技術を学生のスケールアップ、レベルアップのためにいかに使いこなすか、といった出席者たちからの質問に答えていたが、学びに関しては次のように語っています。

「学校を卒業するのは20歳~25歳ぐらいだが、みんな65歳とか70歳ぐらいまで、あるいはもっと長く働くのだ(笑)!」

「40年後、世界は変化している、学生時代に身につけた知識は古臭くて役に立たないだろう」

「必要なのは(ソフトウェアに例えれば)自分をもう一度プログラムし直し、自分を制御する新たなファームウェア(本体を制御するソフトウェア)をダウンロードし、必要なら再スタート(reboot)をすることだ」

リー首相はこのように述べ、学校教育を終えて就職してからも学び続け、常に新たな知識を吸収し自分をアップデートし続けることの大切さを説きました。

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